
今後のパチンコ・スロット業界ってどうなんだろう?客離れがひどいって聞くけど、本当なのかなぁ?
規制続きで勝てないパチンコ・スロット。そんな業界に身を置いているのですから、上記のようなマイナスな声を聞くことはよくあることでしょう。
いきなり結論を言ってしまうと、これからのパチンコ・スロット業界はかなりしんどいです。客離れもどんどん多くなってきています。

その背景にはもちろん規制があるのですが、実はそれだけではありません。
ということで今回は、今後のパチンコ・スロット業界の行方と、なぜこのような暗い業界になってしまったのかを解説します。
本記事を読めば、パチンコ・スロット業界の現状と未来を知ることができますよ。
【客離れがひどい】今後のパチンコ・スロット業界は暗いです。3つの理由を解説

今後のパチンコ・スロット業界ですが、冒頭でも少し解説した通り、今でも暗いですが、もっと暗くなります。客離れもかなり多くなってきました。
なぜ暗いと言えるのかですが、大きくは下記3つが理由となります。
- ユーザーのパチンコ・スロット離れが増加している
- パチンコ・スロット店の売り上げは減少し続けている
- 悪循環から抜け出す策がない
1つずつ解説していきますね。
ユーザーのパチンコ・スロット離れが増加している
「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2021」によると、2021年の参加人口は約813万人と、昨年に比べ約208万人の大幅な減少となりました。
パチンコ、スロット別となると、パチンコが約732万人と前年比約145万人減、パチスロが約573万人減という結果です。
何故、これほど明らかにユーザー離れが増加しているのでしょうか。新型コロナウイルスの影響も無視はできませんが、やはり規制強化の面が大きいと思われます。

規制、かなりきついですよね。。。
パチンコ・スロット共に、大きな規制変更があったのは2018年でした。
主な変更点を挙げますと、最大出玉はパチンコは以前の2400玉から1500玉、スロットは有利区間1500G・2400枚のどちらかが到達で強制終了となりました。
どのギャンブルにもいえることですが、勝ち負けのバランスというものはユーザーにとっては最も重要であるので、負けるのが当たり前となってしまったのが現状のパチンコ・スロットから、ファンは遠のきつつあるのです。
パチンコ・スロット店の売り上げは減少し続けている
ユーザーの減少が続くパチンコ・スロットですが、客が減ってしまえば、その分、パチンコ・スロット店の売り上げはもちろん減ってしまいます。
現在、業界全体が苦しい状況となってしまっているのです。
悪循環から抜け出す策がない
規制強化によってユーザーが勝ちづらくなったということは、遊戯する楽しさもまた薄れてしまっていることになります。
パチンコ・スロットで稼ぎたいという人はもちろんのこと、ただ単純に楽しめればいいというライトユーザーも離れてしまっていることで、ホールの売り上げは減少し続けているのです。
この悪循環から抜け出せないのが今のパチンコ・スロットです。
パチンコ・スロット業界が暗くなった理由を解説

先の項では、今後のパチンコ・スロット業界がさらに暗くなるという内容を解説しましたが、そもそも何故、現時点で暗い業界になっているのか?
理由は大きく下記の3つと言えます。
- 規制強化でユーザーが楽しめない
- 店側が設定を入れてくれず勝てない
- カジノの時代になりつつある
1つずつ解説していきます。
規制強化でユーザーが楽しめない
規制強化によって、ユーザーが遊びづらくなっているのが今のパチンコ・スロット。
パチンコは、2018年の規制強化により、以前は2400発だった最大出玉が1500発になりました。
例を挙げますと、確変中の継続率が75%だった場合、平均連荘数は4連荘とされています。
これを玉数で計算すると、今までの9600発貰えていたものが6000発となり、その差は3600発。
主なパチンコは1玉4円なので、金額に換算すると14400円も損をしています。
また、2019年にはベース30以上の条件がなくなりました。このベースというのは、通常時に打った玉が100玉あたりでどれだけ帰ってくるかを表す数字です。
今までは、パチンコ台をつくるときは100玉打ったら30玉帰ってこなければいけなかったのですが、その条件がなくなったことで、単純に勝ちづらくなりました。

勝てないんですよね。。。
スロットは、2018年の規制強化により6号機となりました。この6号機の大きな特徴は、有利区間の制限と出玉制限にあります。
有利区間とは、簡単にいうと出玉が増えやすくなる状態への抽選を行っている区間です。
6号機は、この有利区間を1500G~3000G消化、もしくは2400枚の出玉があった時点で強制的に通常時に戻されることになっております。
以前までは連荘が続く限り、無制限に出玉を獲得できたことを考えると、ユーザーにとっては大きなマイナスです。
上記より、今のパチンコ・スロットはユーザーが勝ちづらく、楽しめない状況となっているのです。
店側が設定を入れてくれず勝てない
規制は、パチンコ・スロットの台だけにとどまりません。2018年の規制強化により、パチンコ・スロット店は特定日などのイベントが禁止となりました。
今まではホールによって、3のつく日、7のつく日などに設定を入れる宣伝が行えたのですが、これが出来なくなったことにより、集客を見込めなくなりました。
また、設定公開も禁止されたことで、ユーザーはどれが設定の良い台が見分けづらくなり、調子が悪いとすぐ止めてしまう人も増えてしまいました。
基本的にスロットは高設定が入っていないと勝てないとされています。
設定を入れてくれないホールだとユーザーに一度認識されてしまうと、インターネットやクチコミで拡散し、客離れの原因になってしまいます。
しかし、規制強化により業績が悪化していることで、余計に設定を入れづらくなってしまっているのが現状なのです。
カジノの時代になりつつある
現在、オンラインカジノが流行中す。
パチンコ・スロットは勝ちづらい状況が続いている上に、営業時間という縛りもあります。
今や、多くの人がスマートフォンを所持しており、オンラインカジノは、スマートフォンで空いた時間にいつでも気軽に遊ぶことができます。
長い時間を使ってパチンコ・スロットで負けるよりも、短い時間で楽しめるといった理由で、パチンコ・スロットが好きなユーザーはオンラインカジノに移りつつあるのです。
オンラインカジノについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの【違法?合法?】オンラインパチンコ・スロットの危険性・口コミ・評判を解説【おすすめカジノも公開】をどうぞご覧ください。
まとめ:パチンコ・スロット業界は客離れがひどい!今後はもっと暗くなる

本記事では、今後のパチンコ・スロット業界について解説しました。
まとめると、客離れはどんどんひどくなってきていますし、今後の業界はかなり不安です。
規制が緩和され、一世代前のような面白い・勝てるパチンコ・スロットに変わらなければ、かなり暗い未来となるでしょう。